会津兼定は、室町後期永正頃、和泉守兼定の孫清右衛門兼定が、会津に移り幕末にかけて会津藩工として栄えた。天保の兼定は十代にあたり、名を古川業蔵といい、十一代の父である。明治二年没。この刀は、身幅広く、反り尋常、先幅やや細い優美な姿で、柾目肌に、地沸微塵に厚くつき、明るく冴えた美しい地鉄に、互の目に、尖刃など交え、足よく入り、小沸深くよくつき、金筋幾重にも掛るなど刃中よく働き、匂口明るく冴える傑作である。
商品名 | 刀 奥州会津住兼定 |
商品番号 | 0022 |
種別 | 刀 |
表銘 | 奥州会津住兼定 |
裏銘 | 天保十四卯年八月日 |
鑑定書 | 特別保存刀剣鑑定書 |
登録 | |
時代 | 江戸後期 |
国 | 会津 |
価格 | 1,565,000円(税込) |
寸法 | 刃長:69,7cm 反り:1,4cm 元幅:3,0cm 元重:0,7cm 先幅:1,8cm 先重:0,5cm 目釘穴:1個 |



















